Staff Blog静岡市ひかり歯科<矯正歯科ブログ>

  1. 静岡市のマウスピース矯正(インビザライン)ならひかり歯科医院
  2. 静岡市ひかり歯科<矯正歯科ブログ>
  3. インビザライン矯正中にホワイトニングは可能?適切なタイミングと注意点

インビザライン矯正中にホワイトニングは可能?適切なタイミングと注意点


マウスピース矯正「インビザライン」であれば、矯正用のマウスピースを利用して矯正とホワイトニングを同時に進めていくことも可能です。ただし、矯正中にホワイトニングを行うことは、十分な効果を感じにくかったり、歯や歯ぐきにとってダメージを与えてしまう可能性があります。

【目次】
1、インビザラインとホワイトニングの併用は可能
2、矯正治療中にホワイトニングをするときの注意点
3、インビザラインを使ったホームホワイトニングのやり方
4、ホームホワイトニング施術に適切なタイミング
5、ホワイトニングのメリットとデメリット
6、併用する場合には事前にかかりつけ医に相談

インビザラインとホワイトニングの併用は可能

歯のホワイトニングには大きく分けて2種類があり、「オフィスホワイトニング」そして「ホームホワイトニング」と言います。

オフィスホワイトニングは歯科医院やサロンなどに行って施術を受けるもので、即効性を希望される方はこちらを希望されることが多いです。

対してホームホワイトニングはご自宅でマウスピースにホワイトニングジェルを滴下し、マウスピースをはめて歯を白くしていく方法です。

効果を感じるのがゆっくり(1~2週間ほどかけてゆっくり白くしていく)ですが、効果が長持ちしやすいというメリットもあります。

マウスピース矯正「インビザライン」であれば、矯正用のマウスピースを利用して矯正とホワイトニングを同時に進めていくことも可能です。

ただし、次のような注意点には気を付けてください。

矯正治療中にホワイトニングをするときの注意点

【ジェルが隅々まで行き渡らないことがある】
矯正をはじめたばかりのころなど、まだ歯並びが悪く、歯が重なっている部分が多い場合にはホワイトニングジェルが行き渡らない場合があります。
ある程度歯が生えそろったタイミングでホワイトニングを始めた方が、歯列全体にジェルを塗ることができます。

【しみる症状が出る可能性がある】
矯正治療中は歯周組織や骨に力がかかっており、一時的にダメージを受けている状態にあるため、ホワイトニングの薬剤によってしみたり、知覚過敏のような症状が出ることがあります。
そのような場合には神経を守るために一時的にホワイトニングを中止するなど、担当医の指示に従った方が良い場合があります。

【詰め物、アタッチメントと色ムラが生じることがある】
インビザライン矯正では歯の表面にアタッチメントと呼ばれる樹脂の凸凹をつけることがありますが、歯とアタッチメントとでは白くなる度合が異なるため、色ムラを感じるようになる可能性があります。

また詰め物やかぶせ物をされている方の場合もご自身の歯との色ムラが出る可能性があるので、ホワイトニングして問題かないかは一度スタッフにご相談いただくことをお勧めします。

インビザラインを使ったホームホワイトニングのやり方

インビザラインのマウスピースを使ったホワイトニングは、通常のホームホワイトニングと同じ手順で行います。

ご自宅で、お好きな時間にホワイトニングを行っていきます。

<ホワイトニングの流れ>

:マウスピースをキレイに清掃し、ホワイトニングジェルを規定量注入したらマウスピースを装着します。

:既定の時間を守り、マウスピースを外して口をゆすぎ、マウスピースについた薬剤もしっかりと流します

:ホワイトニング後24時間程度は色の濃い食べ物・飲み物を避けて過ごしてください。

ホームホワイトニング施術に適切なタイミング

先ほどお伝えしたように、矯正治療中にホームホワイトニングを行うことは、十分な効果を感じにくかったり、歯や歯ぐきにとってダメージを与えてしまう可能性があります。

そのため当院では、歯並びが整い、アタッチメントも外れた「保定期間」に入ったタイミングでホワイトニングをされることをお勧めしています。

もちろん、結婚式や大切なイベント等で矯正中にホワイトニングをしたいという方もいらっしゃいます。

当院ではオフィスホワイトニングも行っており、患者様のお口の状況に合わせてよりよい方をご選択いただけますので安心してご相談ください。

ホワイトニングのメリットとデメリット

ひかり歯科医院ではホームホワイトニング・オフィスホワイトニングのどちらにも対応しており、両方を組み合わせて受けられる方もいらっしゃいます。

それぞれのメリット・デメリットについてご説明します。

<ホームホワイトニングの特徴>

歯の表面の色素を落としやすくしたり、表面構造の変化で白くしたりする方法です。

個人が自宅で行えるよう設計された低濃度のジェルを使い、時間をかけて白くしていきます。ゆっくり時間をかけて行うので、色戻りがしづらく・効果が長持ちするというメリットがあります。

○一回当たりの費用がオフィスホワイトニングより安い
○自然な白さ、ツヤ感がでる
○白さが長持ちする

△白くなるまで時間がかかる
△自分でホワイトニングをする必要がある

<オフィスホワイトニングの特徴>

クリニックやサロンで有資格者が行うホワイトニングです。高濃度の薬剤を使用し、特殊な光を照射することで、歯を白くしていきます。短時間で効果が感じられることや、薬剤によっては元々の歯の白さ以上に白くできるといったものもあります。

○短期間で効果が実感できる
○白さを追求したい方に

△一回当たりの費用がホームホワイトニングに比べて高価
△色戻りを感じやすい

歯を削っていく際に、神経の走り方によっては神経を取る必要が出てくる場合があります。神経を取った歯は一般的に寿命が短くなると言われています。

併用する場合には事前にかかりつけ医に相談

近年ではインターネット上でホワイトニングの薬剤やキットなどを手に入れることも可能になってきましたが、ホワイトニングを安全に行うためには

・歯や歯ぐきの健康状態
・薬剤の安全性

など、医療機関でなければ判断が難しいことも多いのが現実です。歯や歯ぐきを痛めることなく、安全に美しい白い歯を手に入れていただくためには、私たちプロに一度ご相談いただければと思います。