笑顔が作れないのは歯並びのせい?改善方法を認定医が伝えます
【監修:歯科医師 長谷川雄士】

笑顔は明るく朗らかな印象を人に与えます。しかし、ある雑誌のアンケートでは「歯が気になって笑えない」「口元に自信がないから笑うとき手で口を隠す」など笑顔に自信がない方が実は多くいらっしゃるという結果があります。
大人の女性も気になる、笑顔と歯並びの関係について、詳しくお話していきます。
【目次】
1.「視線追跡調査」から見る、歯並びと視線滞在時間の関係
1-1悪い歯並びは見られている
2.コンプレックスに感じる悪い歯並びとは?
2-1歯がガタガタしている(叢生・乱杭歯・八重歯)
2-2開咬(オープンバイト)
2-3出っ歯(上顎前突)
2-4受け口(反対咬合)
3.悪い歯並びが起こすリスク
4.コンプレックスのある歯並びには「歯列矯正」
5.インビザラインは歯並びコンプレックスの強い味方
6.気になる歯並びは、当院の無料相談でまずはご相談ください
「視線追跡調査」から見る、歯並びと視線滞在時間の関係
2015年にインビザライン・ジャパンは、人が相手を見た時にどこをどれだけ見ているかを測る「視線追跡調査」を発表しました。その調査では、無表情の場合と笑顔の場合、笑顔の方が無表情の人より口元を見る視線滞在時間が長く、歯並びがいい人と悪い人の笑顔では、悪い人の方がいい人より口元を見る視線滞在時間が長い、といった結果が出ています。
つまり、笑顔が大きいほど口元をよく見られ、歯並びが悪いと笑顔が悪印象になるということになるようです。
悪い歯並びは見られている
先述のデータを詳しく解説すると、「大きく笑った顔」と「無表情」では以下の様な違いがあります。
〇口元の視線滞在時間:「大きく笑った顔」は「無表情」の2.57倍長い
〇口元や歯への視線到達時間:「大きく笑った顔」は「無表情」より3.05倍早い
また、「歯並びの良い大きく笑った顔」と「歯並びの悪い大きく笑った顔」では
〇口元の視線滞在時間:「悪い歯並びの笑顔」は「良い歯並びの笑顔」より1.41倍長い
そして、口元や歯を見る速さが男女で違うことがわかりました。
〇口元や歯への視線到達時間:「女性の口元」は「男性の口元」より1.9倍早い
このような結果を見ると、歯並びが悪いことで口元が注目され、歯並びと笑顔の関係性が強いことがわかります。
コンプレックスに感じる悪い歯並びとは?
自分の身体の中でコンプレックスを感じる部分というのは人によって様々ですが、悪い歯並びもその一つとして挙げられます。悪い歯並びの主な症状は
- 歯がガタガタ(叢生・乱杭歯・八重歯)
- 開咬
- 出っ歯(上顎前突)
- 受け口(下顎前突)
などがあります。これらの症状について解説します。
歯がガタガタしている(叢生・乱杭歯・八重歯)
歯が弓型のアーチに沿って生えていると綺麗な歯並びに見えます。しかし顎が小さかったり歯が大きいことが原因で、歯が生えるスペースが足りずにアーチに収まりきらない歯が前後にガタガタして生えることがあります。このようにガタガタ生えている歯を「叢生」と言います。
叢生の中には、杭をランダムに打ったように生えている「乱杭歯」、主に犬歯がアーチから大きくはみ出て生えている「八重歯」も含まれます。
叢生は見た目の問題に加えて歯磨きがしにくい、食べ物が詰まりやすいことで虫歯になりやすいなどの問題もあります。
開咬(オープンバイト)
開咬とは、上下の歯を噛み合わせた時に、前歯部分が噛み合わず隙間ができる噛み合わせです。口を開けた時に隙間が目立ったり、食べ物を前歯で噛み切れない、話していると隙間から舌が見えるなどが特徴です。
笑ったときに隙間が見えることに加え、その隙間から空気が漏れるので発音がしにくい言葉があることも問題として挙げられます。
奥歯でしか噛めないので奥歯や顎関節にも大きな負担がかかり続けるため、早めに治療が必要になります。
出っ歯(上顎前突)
出っ歯は上の歯が前に突き出している状態です。突き出し方が酷くなると口元全体が前に出ているように見えます。出っ歯に悩んでいる方は多く、口が閉じにくいことに加え、笑ったときに歯がむき出しになるため見た目が気になって笑えないというコンプレックスを持たれている方もいます。
受け口(反対咬合)
受け口とは、下の歯が上の歯より前に出て噛み合う状態で、反対咬合ともいいます。
受け口と混同しやすいのがしゃくれですが、これは下顎が上顎より前に出ている状態をいいます。
受け口の方は口角が下がっているように見えたり、「サ行」の発音がしにくい、食べ物が噛み切りにくいなどの悩みを持たれています。他にも、エラが張ったように見える、噛み合わせが悪いため顎関節に負担がかかり続けて顎関節症のリスクが高くなるなどの問題がある不正咬合です。
悪い歯並びが起こすリスク
叢生、受け口、出っ歯、開咬のように歯並びが悪いことで、
〇虫歯や歯周病になりやすい
〇噛み合わせが悪いため、よく噛めない
〇発音がしにくい言葉がある
など口腔内のリスクが多くなることはもちろんですが、この他に身体全体にも悪影響を及ぼすことがあります。
〇顎関節症になりやすい:噛み合わせが悪いと顎関節に負担がかかり、顎関節がカクカク音がしたり、痛んだり、口が開かないなど顎関節症になりやすくなる
〇顔貌に歪みが出る:噛み方が偏ることで顔貌が左右非対称になる
〇肩こりや頭痛が起こりやすい:願望の歪みと同様に噛み合わせが偏ると、肩こりや頭痛が起こることがある
歯並びが悪いままだと、全身の不調に繋がっていることに気付かないまま過ごしていることがあります。
コンプレックスのある歯並びには「歯列矯正」
歯並びを改善する最適な方法は「歯列矯正」です。
歯列矯正はご自分の歯を動かして歯並びを整え、噛み合わせも改善することができるので、先述に挙げた、虫歯や歯周病、発音の問題、顎関節などの症状の解消も期待できます。
つまり、歯並びコンプレックスを持つ方には「歯列矯正」が最適だということが言えます。
歯列矯正には主にワイヤー矯正、マウスピース矯正がありますが、歯並びコンプレックスの方には透明で目立ちにくいマウスピース矯正「インビザライン」をおススメします。
インビザラインは歯並びコンプレックスの強い味方
「矯正器具は目立つのがちょっと...」と矯正に対してネガティブに思われる方には、透明なマウスピースを装着して歯並びを整える「インビザライン」がおススメです。インビザラインは透明なマウスピースを装着したまま会話もでき、周囲にも矯正治療中ということに気付かれにくく、普段通りの生活をしながら治療を進められるというメリットが多くあります。
メリットは他にも
〇歯磨きや食事の際に取り外しができる
〇歯磨きがしやすいので歯周病や虫歯のリスクが少ない
〇食事の制限がない
〇歯が動く時の痛みが少ない
〇自分でマウスピースの交換をするので、通院回数が少ない
〇治療後のイメージを先に確認できる
などが挙げられ、インビザラインで治療できる症例も多くあります。
気になる歯並びは、当院の無料相談でまずはご相談ください
「歯並びは気になるけど、最初の一歩がなかなか踏み出せない」と思われる方にも安心の「初回無料相談」を行っております。
無料相談では、まずはしっかりとお悩みをお聞きします。今お困りの症状、今後どのようになりたいのか詳しくお聞きし、口腔内検査・口腔内写真撮影をします。その結果を踏まえて治療のご提案をはじめ、治療のメリット、注意点、費用や治療期間などを分かりやすくご説明します。どんなお悩みでも私たちお気軽にご相談ください。