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ブライダル矯正は時間との闘い!矯正期間を短くする方法と間に合わない場合の対処法

【監修:歯科医師 長谷川雄士】


式に臨む新郎新婦

人生に一度の晴れ舞台である”結婚式”は美しい歯並びで迎えたいと思う方は多いはずです。
”結婚式までに歯並びを綺麗にしたい!”を叶えるのがブライダル矯正です。挙式当日を最高の笑顔で迎えられるよう、ブライダル矯正の流れや期間について解説します。

【目次】
1、ブライダル矯正で一番の課題は「矯正期間」
 ・矯正期間を短くする方法
 ・矯正期間を短くする矯正方法
2、結婚式までに間に合わすための対処法
 ①限定的な部分矯正にする
 ②加速装置を使用する
 ③セラミック矯正などの補綴治療をプラスする
 ④目立たない矯正を選択する
3、結婚式までに間に合わなかったら?
4、ブライダル矯正にはインビザラインがおすすめ
5、ブライダル矯正についてもお気軽にご相談ください

ブライダル矯正で一番の課題は「矯正期間」

矯正治療に要する期間は、”1〜3年(個人差あり)”。
結婚式を行うことが決まるのは、およそ半年〜1年前。結婚式を行うことが決まってから矯正治療を始めるのでは、期間的に厳しい場合も少なくありません。

ブライダル矯正は”時間との闘い”であり、どれだけ短期間で歯並びを綺麗にできるかにかかっています。

矯正期間を短くする方法

●笑った時に一番目立つ”前歯”を中心に矯正治療を行う
治療に時間を要するかみ合わせなどを後回しにすることで短期間でも理想の仕上がりに
なります。

●挙式当日に”美しい歯並び”になるよう治療計画を立てる
通常の矯正治療は、見た目の部分だけではなく、かみ合わせ等、全体のバランスも含めて治療計画を立てますが、ブライダル矯正では、”挙式当日に最も美しい歯並び”になるように計画を立てます。

矯正期間を短くする矯正方法

●部分矯正
主に上顎前歯を中心として位置調整を行う方法。笑った時に最も目立つ部分のみ矯正治療
をします。

●コルチコトミー
外科的処置によって、歯を支えている一番硬い骨(皮質骨)を部分的に取り除き、内側で歯を支えている柔らかい骨(海綿骨)に切り込みを入れます。これにより、歯が動きやすくなります。
コルチコトミーの併用で、治療期間が最短で半年ほどに短縮されると言われています。

●アクセルデント
毎日装置を20分くわえて、微細な振動を歯に与えて歯の動きを早める方法。
FDA(米国食品医薬品局)に承認されており、安全性は確認されています。

●オーソパルス
オーソパルスは、近赤外線のエネルギーを照射することで骨再生を促し、歯周組織の回復を早め、治療期間を短くする効果があります。使用方法は、装置をくわえるだけ。毎日10分
使用し続けると、従来の30〜50%治療期間を短縮できるといわれています。

結婚式までに間に合わすための対処法

結婚式までに”綺麗な歯並び”を得るためには、治療方法の選択にかかっています。

①部分矯正②加速装置の使用③補綴治療④目立たない矯正治療(裏側矯正・インビザライン)

以上4つの治療方法について解説します。

①限定的な部分矯正にする

短い期間で、目立ちやすい前歯の歯列不正の改善ををメインとして行うのが”部分矯正”
歯列矯正で最も時間を要するのが、奥歯の移動やかみ合わせのバランス調整です。しかし、前歯部だけの部分矯正であれば、奥歯の移動・かみ合わせのバランス調整は不要となり、
歯の移動が少ないため治療期間の短縮が可能となります。
最短で2〜3ヶ月、長くても1年以内に終了する場合が多いです。

<部分矯正の方法>

●ワイヤー矯正
ブラケットと呼ばれる器具を、動かしたい歯の表面に1つずつ接着させ、ブラケットに
ワイヤーをつけ、歯を移動させる方法。一度接着させると簡単には外すことはできません。

●インビザライン
口腔内スキャナーをもとに、一人ひとりに合わせたマウスピースを作製し歯を動かす方法。
1週間〜10日ごとに交換、1日20時間以上マウスピースを装着します。
前歯部の部分矯正に特化した、10歯以内の歯列不正を対象とした”インビザラインGo”
という方法もあります。

②加速装置を使用する

●アクセルデント
毎日装置を20分くわえて、微細な振動を歯に与えて歯の動きを早める方法。
FDA(米国食品医薬品局)に承認されており、安全性は確認されています。

●オーソパルス
オーソパルスは、近赤外線のエネルギーを照射することで骨再生を促し、歯周組織の回復を早め、治療期間を短くする効果があります。使用方法は、装置をくわえるだけ。毎日10分
使用し続けると、従来の30〜50%治療期間を短縮できるといわれています。


<メリット>
・治療を早く進められること
<デメリット>
・治療中にズレが生じてしまっている時にも早いスピードで動いてしまう
・ズレが生じることで軌道修正が必要となり、予定より治療期間がかかる可能性がある
・オーソパルス自体が故障することがある(使用できない期間が出てしまう)

オーソパルスの使用によってトラブルが起き、治療のコントロールが難しくなってしまう可能性も考えられます。

③セラミック矯正などの補綴治療をプラスする

●セラミッククラウン
歯を削って形を整え、セラミックを被せる治療方法。

▼対応症例:歯の大きさや傾きを修復し、バランスの取れた前歯することが可能

▼治療方法
1.治したい歯の傾き・ねじれ等を考慮し、歯を削って形を整え土台を作る。
(この時に、歯の色も確認し色合わせも行います。)
2.セラミックを被せるまで仮歯で過ごす。仮歯にも意味があり、
 見た目やかみ合わせに違和感がないか確認。(仮歯の色は最終形とは異なります)
3.仮歯で過ごしてみて、問題がなければ出来上がったセラミックを被せる。

▼治療期間:来院回数2〜4回。期間1〜3ヶ月(修正回数などによって個人差あり)

▼金額:セラミック1本の相場、8〜18万円

<メリット>
・歯並び、歯の形、歯の色をご自身で選べる
・矯正治療に比べて治療期間が短い
<デメリット>
・歯を削る(歯の寿命が短くなることもある)
・セラミックが欠けたり、取れることがある



●ラミネートベニア
歯面を0.5㎜程削り、セラミックを貼り付け隙間を埋める方法。セラミッククラウンより歯を削る量が少なく済む。

▼対応症例:かみ合わせや咬合力、歯の傾斜などに大きな問題がない場合
           (使用するセラミックが薄いため、大きく歯の形を変える場合は適応外)

▼治療方法:歯の削る量が異なるだけで治療の流れはセラミッククラウンと同様。

▼治療期間:来院回数2〜4回。期間1〜3ヶ月(修正回数などによって個人差あり)

▼金額:(相場) 5〜10万円

<メリット>
・歯の色、形をきれいに、白くできる
・セラミッククラウンより歯を削る量が少ない
・矯正治療と比べて安価
・矯正治療に比べて治療期間が短い
<デメリット>
・歯を0.5㎜程であっても削る必要がある
・材質が薄いので欠けたり、取れることがある

④目立たない矯正を選択する

●舌側矯正
ブラケットと呼ばれる器具を歯の裏側に接着させ、ブラケットにワイヤーをつけ、歯を移動させる矯正治療のこと。
ワイヤー矯正と方法は同じですが、装置が裏側につくので目立たず治療ができます。

▼治療方法
 1.歯の全体の状態の検査(レントゲン、歯型、口腔内・顔写真等)・診断を行う。
 2.診断・治療方針のお話、決定。
 3.矯正装置(ブラケット、ワイヤー)を歯の裏側に装着する。
 4.1ヶ月〜2ヶ月に1回来院して頂きワイヤー調整を行う。

▼治療期間:1年(個人差あり)

▼金額:装置代▷40〜80万円 調整料▷4000円 
※裏側に装置をつけることは技術が求められるので表側矯正より費用が高くなりやすい。


●ホワイトワイヤー矯正
ワイヤーを白色でコーティングして目立ちにくくした方法。

▼治療方法
 1.歯の全体の状態の検査(レントゲン、歯型、口腔内・顔写真等)・診断を行う。
 2.診断・治療方針のお話、決定。
 3.矯正装置(ブラケット、ワイヤー)を歯に装着する。
 4.1ヶ月〜2ヶ月に1回来院して頂きワイヤー調整を行う。

▼治療期間:1〜3年(個人差あり)

▼金額:装置代▷60〜130万円 調整料▷4000円


●マウスピース矯正
一人ひとりに合わせたマウスピースで歯を動かす治療方法。(マウスピースは1週間〜10日ごとに交換、1日20時間以上つける必要があります)

▼治療方法
 1.歯の全体の状態の検査(レントゲン、歯型、口腔内・顔写真等)を行う。
 2.専用の機械を用いてスキャニング
 3.矯正シュミレーション(パソコンで治療の仕上がりを確認)
 4.治療期間・治療計画のお話、決定。
 (※マウスピースが医院に届くまで1ヶ月程お時間を頂きます)
 5.マウスピース矯正のスタート

▼治療期間:1〜3年(個人差あり)

▼金額:装置代▷80〜150万円 調整料▷4000円

結婚式までに間に合わなかったら?

歯の動きには個人差があるため、ブライダル矯正をはじめても、結婚式までに矯正治療が
終了しないこともあります。

結婚式までに矯正治療が終了しない場合の選択肢としては、

  • 矯正装置を装着したまま結婚式を迎える
  • 矯正装置を一時的に外す
  • 矯正治療のための抜歯による隙間が目立つ場合、仮歯を作製する

等の選択肢があります。

ただし、装置を外すにはデメリットもあるので注意が必要です。

<ワイヤー矯正の場合>

  • 外す範囲によって費用が変動するように設定されていることがある。(目安:外した歯数×3000円程度)
  • 本数ごとの料金を設定していない場合、3〜5万円程度の費用がかかる場合がある
  • 装置を外すことで治療期間が1〜2ヶ月延びてしまう可能性がある

一時的に外すことがあれば、外す時期・再開する時期を早めに決定しておきましょう。
一度装置を外すと、その開放感から再度装置をつけるのが億劫になってしまう方も少なくありません。結婚式が終わったらすぐに装置を着け直すことが良いため、来院日を事前に決めておきましょう。

ブライダル矯正にはインビザラインがおすすめ

インビザラインは、口腔内スキャナーによってスキャンしたデータを元に、治療のスタートからゴールまで事前にシミュレーションを行います。シミュレーションを元に作成した計画に沿って治療が進んでいくため、無駄な微調整が不要です。

<インビザラインのメリット>

  • 透明で目立たない
  • 取り外せるので衛生的
  • 小さな力で歯を動かすことが可能なので痛みが少ない
  • ワイヤー矯正で起こる装置による傷・口内炎のリスクが低い
  • 普段通りの食事が可能
  • ワイヤー矯正に比べて通院回数が少ない

このように、インビザラインは、”利便性”が高く、着脱が容易であり、結婚式の時には外すことも可能です。ワイヤー矯正のように、結婚式時に一つ一つブラケットを外すという大掛かりな処置は必要ありません。

以上の点からブライダル矯正にはインビザラインがおすすめといえます。

ブライダル矯正についてもお気軽にご相談ください

ひかり歯科医院では、豊富なマウスピース矯正の実績があります。実際にこれまでにも、以下のようなご相談をいただいたことがあります。

・結婚式まで1年を切ったのですが、今からでも間に合いますか?
・結婚式までに数ヶ月しかないので、当日までに見える部分だけでも綺麗にできませんか?
・結婚式の間だけマウスピースや装置を外したいのですが、可能ですか? など

私たちはこれまで、このようなご要望にもおこたえしてきた実績があります。

豊富な治療実績によりできるだけ短期間の治療をご提供するとともに、患者様に合わせて加速装置(オーソパルス)を組み合わせるなど柔軟な対応を心がけております。


ブライダル矯正に関してのカウンセリング・ご相談は無料で受け付けております。

あなたも一生に一度の晴れ舞台を美しい歯並びで迎えませんか?

それではあなたからのご連絡・ご相談をお待ちしております。

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