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歯列矯正の失敗例と失敗しないためにすべきこと


現在、矯正治療中で失敗したかもと悩んでいたり、失敗するのが怖くてなかなか矯正に踏み出せないと悩んではいませんか?抜歯による失敗やセカンドオピニオンを受けるなど、失敗しやすいケースや失敗したと感じたときにできることがあるので、ご紹介します。

【目次】
1、こんな症状に要注意!歯列矯正の失敗例
2、歯列矯正の失敗例
3、歯列矯正が失敗してしまう原因とは?
4、歯列矯正で失敗しないために知っておきたいこと
5、失敗したと感じた時にすべきこと
6、信頼できるクリニックを選ぶ

こんな症状に要注意!歯列矯正の失敗例

歯並びを綺麗にしようと歯列矯正を始めたのに噛み合わせがおかしくなったり、自分が想像していた歯並びにならなかったということが残念ながらあります。

高額な歯列矯正をするのだから失敗したくないと思うのは当然です。納得がいく歯列矯正をするためにはどうすればいいのか、どのような失敗例があり、失敗してしまう原因はなんなのでしょうか?

歯列矯正の失敗例

【噛み合わせが悪くなる】
歯列矯正を行っている最中にオープンバイトになり噛み合わせが悪くなるケースがあります。オープンバイトとは、奥歯で問題なく噛めているのに前歯の上下に隙間ができ噛めなくなる状態のことです。口が閉じにくくなり口呼吸になったり、空気が漏れやすくなるので発音がしにくくなることもあります。

【口の中心(正中)が合わない】
前歯を中心に左右同じ本数の歯があり、一番大きい前歯が口の中心になります。歯列矯正が終わった後にこの正中がずれていると食べ物がうまく噛めなくなるだけではなく、顎が左右にずれているので顔が歪んで見えてしまいます。

【顎に痛みがある】
歯列矯正で歯を動かすことにより、噛み合わせが不安定になり顎関節症になるケースがあります。食事中の噛む位置が定まらず顎に負担がかかるほか、口が開けづらくなり肩こりや頭が痛くなることもあります。

歯列矯正が失敗してしまう原因とは?

【抜歯】
抜歯が必要なケースなのに抜歯をせず矯正を開始してしまう場合と、抜歯を行う歯の箇所にミスがある場合があります。どちらの場合も期待した結果が得られなくなってしまい、正中がずれ、綺麗な歯並びにならないのです。

【顎が未発達】
こどもの矯正を行うときは成長に合わせて顎の骨も成長していくので、顎の発達も考えながら適切に治療を行う必要があります。考慮せず矯正を行うと永久歯の歯並びが悪くなってしまいます。

【歯のサイズや歯並び】
歯そのものが大きい場合や難しい歯並びの場合は事前に様々な検査を行ってきちんと計画を立てて矯正を開始しないと、上下の噛み合わせが合わなくなったり、隙間があいたり等のトラブルが起こってしまいます。

歯列矯正で失敗しないために知っておきたいこと

では、失敗してしまったと感じているときや失敗したくないときはどうすればいいのか。現在、治療途中であっても転院や再治療が可能です。納得のいく歯並びになる為には、信頼のできるクリニック選びが重要になってきます。

失敗したと感じた時にすべきこと

納得のいく治療ができていない、失敗したかもと感じたらセカンドオピニオンを受けることや転院して再治療を行うこともできます。

歯列矯正と一括りにしても、歯科医師によって経験や知識が異なるので治療方法も違ってきます。ワイヤー矯正でしか矯正が出来ないと言われた歯並びでもセカンドオピニオンを受けてみるとマウスピース矯正でも可能な場合もあるのです。

セカンドオピニオンを受けることのできる矯正歯科はたくさんあり、今感じている『治療期間が長い』『思描いていた歯並びになっていない』などと言った不安を相談することができます。他の歯科医師の方針や治療計画の見解を聞くだけでもそうした不安を取り除くことができるかもしれません。

様々な話を聞いて、そのまま治療を進めるのか思い切って転院して再治療を行うのかを決めるのも手です。

各自治体の歯科医師会や公益社団法人日本臨床矯正歯科医会などで、セカンドオピニオンを受けることのできる矯正歯科の情報を提供してもらえます。

信頼できるクリニックを選ぶ

これから歯列矯正を始めようと考えている方は失敗したくないからと余計に悩んでしまったかもしれません。しかし、歯列矯正を失敗しないために始める前にできることがあります。

歯列矯正は自由診療になるため、治療代が高くなってしまいます。治療代を抑えようと安い料金で行っている歯医者を選びたくなってしまいますが、料金を重視して歯医者を選んでしまうと治療期間が長くかかってしまったり、満足のいく歯並びにならないかもしれません。

歯並びが悪い原因をみつけ、綺麗にするための適切な対応、処置をきちんとすることで費用を減らすことが可能になります。料金も大事ですが歯並びの原因をきちんと把握し、必要な時間と費用をかけてくれる歯医者を選ぶことがより重要です。

そして、歯列矯正は治療期間も長くかかってしまいます。ご自身の思いも伝えられ、しっかりと説明をしてくれる歯医者を選ぶことも失敗しないための大切なポイントです。

治療計画をきちんと説明してもらい、不安や疑問に感じたことを気軽に相談できる歯医者を選ぶと矯正治療中に満足度の高い治療を受けることができるのです。

歯列矯正を失敗しないために事前にいくつかの歯医者の意見を聞き、費用を重要視するのではなくご自身のお口の状態をきちんと把握してもらい、治療計画に納得のいく信頼できる歯医者を選びましょう。