歯列矯正で痩せる効果があるって本当?痩せたと感じられる原因を解説
【監修:歯科医師 長谷川雄士】
歯列矯正をして痩せた!と聞いたことありませんか?
歯並びもキレイになって、ダイエットになる!と聞いたらはじめてみたいですよね。本当にそんな嬉しいことがあるのかを紹介していきます。
【目次】
1、歯列矯正で痩せることはある?!
・理由その1:間食が少なくなり、食べる量が減る
・理由その2:装着する違和感があるため食欲が減る
・理由その3:多糖、高カロリーの食材に注意するようになる
・理由その4:歯並びが整られるために顔が細くなったと感じられることがある
2、とはいえ、歯列矯正だけで痩せることはない
3、歯列矯正がダイエットのきっかけになることも
4、見た目を気にするならインビザラインがおすすめ
歯列矯正で痩せることはある?!
身近に矯正をして、痩せた…という声を聞いたことありませんか?
本当に、矯正治療で痩せるのでしょうか?本当だとしたら、歯ならびもキレイになり、体型もキレイになるなんてこれほど嬉しいことありませんよね?
何故、痩せたと感じるのか原因を探ってみましょう。
理由その1:間食が少なくなり、食べる量が減る
マウスピース型の矯正治療は、食事をする際には、マウスピースを外さなくてはいけません。
何気なく間食をしていたことも装置を外してまで、間食をする際にマウスピースを外すことが面倒になってしまいます。そのため、間食をするとこが減ります。
理由その2:装着する違和感があるため食欲が減る
ワイヤーやマウスピースでの矯正治療は、装置をつけることで違和感が生じます。
装置は、調整をしてから数日は痛みを感じるため、食事をすることが苦痛と感じることがあります。
ワイヤーの装置は、食事をすると装置にものが挟まったりするので、食後の歯磨きは欠かせません。
固いものなども、食事をする際に痛みを感じることがあり、やわらかいものを好んで食べるようになります。
食べたい!という欲求が減ることも原因かもしれません。
理由その3:多糖、高カロリーの食材に注意するようになる
マウスピースを使った、矯正治療の場合食事の際に装置を外さなくてはいけません。
装置をつけたまま、甘い飲み物などを飲んでしまうとむし歯の原因になります。そのため、糖分の入った飲み物を飲む回数が減ります。固い物を噛むと、装置が外れてしまったりする為、食べるものにも気を使います。
その後の事を考え、食事には注意をする様になるでしょう。
理由その4:歯並びが整られるために顔が細くなったと感じられることがある
矯正治療をしていくと歯ならびが整ってきます。
お顔のラインや口元などが変化してきます。
見た目の印象が変わり、顔が細くなったと鏡に映った自分に気がつくでしょう。見た目の印象が変わると、周りからも痩せた?と言われるようになり、実感することが増えるでしょうね。
とはいえ、歯列矯正だけで痩せることはない
間食が減るなど矯正治療で痩せたと思われがちですが、食べにくい、違和感があるなどの症状は一時的なものであって、慣れてしまえばいままでの食事に戻ってしまいます。
歯列矯正=ダイエットではなく、やはり適度な運動や、食事制限など日頃の生活習慣を変えてみることが必要です。
歯列矯正がダイエットのきっかけになることも
矯正だけで痩せるということではありませんが、間食が減るというのはひとつのきっかけになっていることは間違いではないでしょう。
もうひとつは、矯正治療をして歯ならびをきれいにするのであれば、審美的な観点からも、改善したい!と思う方も沢山いるのではないでしょうか?
いままでの食生活など生活習慣を見なおすよいきっかけとなるでしょう。
生活習慣を見なおすことで、身体全身の健康を手に入れることができ、ダイエットのきっかけになればいいのではないでしょうか?
見た目を気にするならインビザラインがおすすめ
矯正治療は、ワイヤータイプやマウスピースの装置があります。
治療中の審美的なことも考えるのであれば、目立たないインビザラインがオススメです。
食事中は装置を外さないといけないということもあり、間食が減ることでいままでの習慣を改善したいのであればいいきっかけになるでしょう。
ダイエット以外でも歯並びの改善はできますし、何より取外しができるということは、歯磨きもしっかりできむし歯や歯周病のリスクを軽減することができます。
装置を1週間〜10日前後で交換するので清潔感も保つことができます。
当院でも、インビザラインでの治療を行っています。
お気軽に、ご相談ください。