子どもの矯正治療(中・高校生)
中・高校生からの矯正治療はメリットがいっぱい!
矯正治療は一般的に、動的治療(歯を動かす治療)に1〜2年、保定期間(歯並びを定着させる期間)に1〜2年がかかるので、トータル3〜4年かかることが一般的です。
矯正治療を始められる患者様の傾向としては、
- 小学校高学年くらいまでのお子様
- 社会人1〜2年目くらいのタイミング
- 子育てや仕事が落ち着いた30〜40代前後
といったタイミングで治療をスタートされる方が多い傾向にあります。
中・高校生で矯正を開始する方が少ない背景には、
- 矯正装置が目立つ恥ずかしさがネックになっている
- 3〜4年間の矯正治療中に進学や就職などで生活が大きく変わる可能性があり、予定が立てづらい
こうしたことから「矯正は大人になって落ち着いてからでも良いのでは」と考える方も多いように感じます。
しかしながら、若いうちに矯正治療を始めることは多くのメリットがあります。
以下、中高生で矯正治療を始めるメリットや、無理なく矯正治療をするためのポイントについてご紹介いたします。
中学・高校生から矯正を始めるメリット
進学や新生活、就職といった大切な時期を、美しい歯並びや自信に満ちた笑顔で過ごせることは多感な10代にとっては非常に大きなメリットとなります。
10代の矯正のメリットはそれだけではありません。
若い時期は歯や歯茎、骨の状態も健康なため、成人よりも矯正治療がスムーズに進みやすく、治療期間も短くなる傾向があります。
10代では(個人差はありますが)まだ骨の成長が続いており、完成する前の状態にあります。
この時期に矯正を始めることができると顎の歪みをおさえることができるのですが、成人になった後では骨が完成しているため治療の規模が大きくなったり、その分体への負担や治療費の負担が多くなってしまう可能性があります。
加えて、歯並びが整うことで口腔内のお手入れもしやすく、虫歯や歯周病、口臭といったトラブルも防ぐことができます。
逆に、若い頃からいくつも虫歯があって治療している方の場合、将来的にもっと多くの詰め物・被せ物治療が必要になったり、ひどい場合には歯を失ってしまう可能性も高いです。
また小学生から矯正治療を始めるのに比べ、親御さんの管理の手間が軽減されるというのも一つのメリットと言えます。
小学生から矯正治療を始める場合、歯並びへの関心(コンプレックス)が比較的少ないことから治療を途中で休んでしまったり、装置が苦手で外してしまうといった様子が見受けられることもあります。
その点、中高生であれば歯並びに対するモチベーションも高く、治療を順調に進めていきやすいということも一つのメリットと言えます。
マウスピース矯正「インビザライン」の推奨
当院では10代のマウスピース矯正「インビザライン」を推奨しています。
10代という若い年齢で歯並びを整えることは非常に大きな価値があることです。
ただし、矯正装置が目立って恥ずかしい思いをしたり、勉強や部活、習い事に影響がでるほどの痛みがある矯正治療はお勧めできません。
静岡市の静岡ひかり歯科・矯正歯科が得意とするマウスピース矯正「インビザライン」であれば、
- 透明で目立たないから学校でも気づかれない
- 喋りづらさや滑舌に影響がほとんどない
- 治療中の痛みが少ない
- 金属の装置で口の中をケガする心配がない
- 歯を抜くリスクが低い
- 装置を自分で取り外せてる(食事が普段通りできる)
- 金属アレルギーの心配がない
- 通院は2ヶ月に1回程度でOK
といったメリットがあり、従来のワイヤー矯正にくらべ格段にストレスの少ない矯正治療です。
同じく目立たない矯正治療には「舌側矯正」という歯の裏側にワイヤーやブラケットを装着する方法もあります。
ただ、ワイヤーを使用する矯正では装置が外れたり、ワイヤーが緩んだりとトラブルが起きやすく、その度通院する必要があります。
最低でも月1回は通院する必要があり、これはマウスピース矯正の倍の頻度で通院することになります。
また舌側矯正は矯正治療の中でも非常に高額な治療方法なので、費用面の負担も大きくなることも懸念点の一つです。
こうしたことから、当院では10代の方の矯正治療は主にマウスピース矯正「インビザライン」を使用して治療することがほとんどです。
親子で矯正無料カウンセリングを受診してみませんか?
静岡市の静岡ひかり歯科・矯正歯科では、矯正治療をお考えのすべての方に「矯正無料カウンセリング」を実施しております。
保護者の方と一緒に受診いただくことも可能ですので、もしも矯正治療を始めるタイミングについてお悩みなら一度当院へご相談ください。