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子どもの矯正(未就学児・小学生の矯正)


子どもの矯正・小児矯正

『小児矯正』は、大人の矯正治療とは考え方が少し異なります。
お子様の場合、歯の生え変わりや骨格が成長途中にあるため、治療開始のタイミングによってアプローチの方法が変わります。

小児矯正、3つの治療方法

【子供の矯正治療法①】 小児予防矯正

「小児予防矯正」とは、歯に装置をつけて行う一般的な「矯正治療」とは違い、主に口腔機能(食べる、話す、呼吸する)の改善を行うための治療です。

「口呼吸」に代表される”間違ったお口の使い方”は、お子様の骨格形成や歯並びに大きな影響があることが知られており、それらを正すことで、

・健康的なからだ
・うつくしい歯並び

を獲得することが「小児予防矯正」の目的となります。

乳児〜小学校低学年くらいを対象にした治療であり、成長期のごく限られた時期にのみ可能な治療方法です。詳しくは「小児予防矯正」のページをご覧ください。

小児予防矯正について詳しくはこちら

【子供の矯正治療法②】一期治療

一期治療とは「準備矯正」ともいい、顎の骨の成長をサポートして歯並びが良くなる土台をつくることが主な目的です。

つまり、これから永久歯が正しい位置に生えてくるようスペースを確保したり、生えてきた歯を正しい位置へ誘導したりします。

乳歯のみまたは乳歯と永久歯が混ざっている混合歯列期に行なう治療で、個人差はありますが、6歳前後に「6歳臼歯」と呼ばれる奥歯が生えてきたタイミングで治療を検討することが多いです。

矯正装置は拡大床かマウスピース矯正(インビザライン・ファースト)から選択が可能です。


【拡大床】


拡大床に使用する装置の例

拡大床に使用する装置の例

プレート状の装置を口内に固定します。歯列の幅の拡大を目的として小児矯正に使用されますが、成人矯正でも補助装置として併用するケースもあります。床矯正の結果、よりきれいな歯並びを目指す場合にはⅡ期治療(歯列の改善)に移行します。

床矯正は顎の骨を拡大するものではなく、歯列を側方に拡大するものです。骨格から顎を広げたい(広げる必要がある)場合には「急速拡大装置」の使用を検討します。

<急速拡大装置とは?>

上アゴに装着することで上アゴ自体を大きくする矯正装置です。小臼歯と大臼歯を固定源に上アゴに固定して使用します。

装置の中心にあるネジを一定量ずつ回していくことによって装置が横に拡がり、まだ固まっていない上顎の骨の接合部を広げることができます。

力が強く、短期間で上顎の幅を広げることができますが、上顎のみにしか使えないこと・対応症例の見極めが重要なことからすべての方で使用できるものではありません。

【マウスピース矯正(インビザライン・ファースト)】


歯列の拡大と歯並びを同時に改善

歯列の拡大と歯並びを同時に改善

床矯正と同様に、混合歯列期の歯並びに対して歯列を側方に拡大します。小児矯正でいわゆる「Ⅰ期治療」にあたるのがこのインビザライン・ファーストです。

さらに、インビザラインでは歯列自体にもアプローチすることができるのが大きな特徴です。治療期間は18ヶ月(1.5年程度)で、歯列を広げながら「見た目」も同時に改善していくことができます。

インビザライン・ファーストでの治療が終わった後、体が成長するのに伴って歯並びに変化が現れた際には、「インビザライン・フェーズ2」に移行します。「フェーズ2」は成人矯正と同じく「見た目の改善」に目的をおいた矯正治療です。

一期治療の注意点

一期治療が可能なタイミングはごく限られるため、少しでも気になるようでしたら適応年齢を待たずに一度ご相談いただくことをお勧めいたします。

【子供の矯正治療法③】二期治療

一期治療(顎の成長のコントロール)のあと行う治療で、歯並び・咬み合わせの改善を目的として行うのが二期治療です。
一期治療が必要ない方の場合は二期治療からのスタートとなります。

二期治療で使用する装置はワイヤー矯正や、マウスピース矯正から選ぶことができます。

二期治療を行う年齢の目安は10歳前後からです。
ただ、永久歯が不適切な位置に生え始めている場合でも、完全に生え終わる(顎の成長が止まるのを待つ)方が効果的な場合もありますので、いつから矯正を始めるのが良いのかは一度ご相談いただく必要があります。


ワイヤー矯正 マウスピース矯正
表側矯正・舌側矯正から選択可能 インビザラインによる矯正治療

ワイヤー矯正装置の例

マウスピース矯正装置

小児矯正のメリット・デメリットとは?

小児矯正では、成人矯正では得られないメリットがある一方、大人が管理してあげる必要があるなど、事前に知っておきたいポイントがあります。
小児矯正をする上でのメリット・デメリットについてご説明させていただきます。

メリット

  • 骨格(顎の成長)へアプローチできる。
  • 歯を抜かずに治療できる可能性が高い。
  • キレイな歯並びで思春期を迎えられる。
  • 将来の虫歯予防につながる
  • 軽度の場合、費用が低めに抑えられるケースもある。

デメリット

  • トータルの治療期間が長くなることがある(顎の成長、歯の生え変わりが終わるのを待つ場合)。
  • 通院、日頃の歯磨きのチェックなど保護者によるサポートが必要。
  • マウスピース矯正では毎日規定時間装着していただく必要があり、ご本人の協力度が重要になります。

小児矯正のご相談ならひかり歯科へ

静岡市ひかり歯科医院には毎月50名以上、矯正無料カウンセリングの患者様が来院されています。

お子様の体の成長はとても早いものです。

「学校検診で歯並びが要注意と言われた」
「永久歯が重なって生えてきている」
「硬いものを食べるのが苦手な様子がある」
「乳歯がなかなか抜けず心配」

など、お子様のお口のことで気になることがございましたら、お早めにご相談いただければと思います。