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子どもの矯正(未就学児・小学生の矯正)


子どもの矯正・小児矯正

『小児矯正』は、大人の矯正治療とは考え方が少し異なります。
お子様の場合、歯の生え変わりや骨格が成長途中にあるため、治療開始のタイミングによってアプローチの方法が変わります。

小児矯正の選択肢

【子供の矯正治療法①】 一期矯正治療(予防矯正)

「小児一期矯正(予防矯正)」とは、歯に装置をつけて行う一般的な「矯正治療」とは違い、顎の成長を促して上下のバランスを整えたり、大人の歯が生えてくるスペースを確保したり、歯並びを悪化させる要素(口呼吸や舌の位置)を正していくといった内容が含まれます。

1人ひとりの骨格や成長段階に合わせて適切なアプローチを行うことで、

  • 顎の成長をサポートすること
  • 歯並びを悪くする可能性がある要素を排除すること

を獲得することが「小児予防矯正」の目的となります。

年齢としては、乳児〜小学校低学年くらいを対象にした治療であり、成長期のごく限られた時期にのみ可能な治療方法です。詳しくは「小児予防矯正」のページをご覧ください。

小児予防矯正について詳しくはこちら

一期矯正はなぜ必要なの?

一期治療とは「準備矯正」ともいい、歯並びが良くなる土台をつくることが主な目的です。

つまり、これから永久歯が正しい位置に生えてくるようスペースを確保したり、生えてきた歯を正しい位置へ誘導することができます。

乳歯のみまたは乳歯と永久歯が混ざっている混合歯列期に行なう治療です。従来は「6歳臼歯」と呼ばれる奥歯が生えてきたタイミングで治療を検討するのが一般的でしたが、近年では早ければ5歳前後からできる治療法も確立されています。

おおよその目安として、5歳〜10歳前後の間に治療を終えることが目安となります(個人差があります)。


一期矯正に使用する器具

【マウスピース】


小さなお子様でも使用できるマウスピース

歯列の拡大と歯並びを改善するタイプ


マウスピースタイプの装置を使用して顎の成長を促します。

歯列を拡大したり、正しい舌の位置を身に付けてお口を正しく使えるようにすることで正しい顎の成長が促進されます。

様々なタイプのマウスピースからお子様に最適な形状のものを選択し、合わせてお口のトレーニングを行なっていくことで効果を得ることができます。


【拡大床】


拡大床に使用する装置の例

拡大床に使用する装置の例

プレート状の装置を口内に固定します。歯列の幅の拡大を目的として小児矯正に使用されますが、成人矯正でも補助装置として併用するケースもあります。床矯正の結果、よりきれいな歯並びを目指す場合にはⅡ期治療(歯列の改善)に移行します。

床矯正は顎の骨を拡大するものではなく、歯列を側方に拡大するものです。骨格から顎を広げたい(広げる必要がある)場合には「急速拡大装置」の使用を検討します。


<急速拡大装置とは?>

上アゴに装着することで上アゴ自体を大きくする矯正装置です。小臼歯と大臼歯を固定源に上アゴに固定して使用します。

装置の中心にあるネジを一定量ずつ回していくことによって装置が横に拡がり、まだ固まっていない上顎の骨の接合部を広げることができます。

力が強く、短期間で上顎の幅を広げることができますが、上顎のみにしか使えないこと・対応症例の見極めが重要なことからすべての方で使用できるものではありません。


一期治療の注意点

一期治療が可能なタイミングはごく限られるため、少しでも気になるようでしたら適応年齢を待たずに一度ご相談いただくことをお勧めいたします。

【子供の矯正治療法②】二期矯正治療

一期治療(顎の成長のコントロール)のあと行う治療で、歯並び・咬み合わせの改善を目的として行うのが二期治療です。
一期治療が必要ない方の場合は二期治療からのスタートとなります。

二期治療で使用する装置はワイヤー矯正や、マウスピース矯正から選ぶことができます。

二期治療を行う年齢の目安は10歳前後からです。
ただ、永久歯が不適切な位置に生え始めている場合でも、完全に生え終わる(顎の成長が止まるのを待つ)方が効果的な場合もありますので、いつから矯正を始めるのが良いのかは一度ご相談いただく必要があります。


ワイヤー矯正 マウスピース矯正
表側矯正・舌側矯正から選択可能 インビザラインによる矯正治療

ワイヤー矯正装置の例

マウスピース矯正装置

小児矯正のメリット・デメリットとは?

小児矯正では、成人矯正では得られないメリットがある一方、大人が管理してあげる必要があるなど、事前に知っておきたいポイントがあります。
小児矯正をする上でのメリット・デメリットについてご説明させていただきます。

メリット

  • 骨格(顎の成長)へアプローチできる。
  • 歯を抜かずに治療できる可能性が高い。
  • キレイな歯並びで思春期を迎えられる。
  • 将来の虫歯予防につながる
  • 軽度の場合、費用が低めに抑えられるケースもある。

デメリット

  • トータルの治療期間が長くなることがある(顎の成長、歯の生え変わりが終わるのを待つ場合)。
  • 通院、日頃の歯磨きのチェックなど保護者によるサポートが必要。
  • マウスピース矯正では毎日規定時間装着していただく必要があり、ご本人の協力度が重要になります。

小児矯正のご相談なら静岡ひかり歯科・矯正歯科へ

静岡市の静岡ひかり歯科・矯正歯科には毎月50名以上、矯正無料カウンセリングの患者様が来院されています。

お子様の体の成長はとても早いものです。

「学校検診で歯並びが要注意と言われた」
「永久歯が重なって生えてきている」
「硬いものを食べるのが苦手な様子がある」
「乳歯がなかなか抜けず心配」

など、お子様のお口のことで気になることがございましたら、お早めにご相談いただければと思います。