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ワイヤー矯正(表側矯正・舌側矯正)

ワイヤー矯正とは



ワイヤー矯正とはワイヤーが引っ張る力で歯並びを整える矯正治療です。

歯の表側または裏側にブラケットと呼ばれる装置をつけて、そこにワイヤーを通して歯を動かす治療方法で、治療の歴史も長く一般的にもよく知られている矯正治療です。

歯の表側に装置をつける矯正を「表側矯正」裏側に装置をつける矯正を「舌側矯正」と言います。

表側矯正は別の呼び方で「ラビアル矯正(Labial:唇側の)」とも呼ばれ、舌側矯正は「リンガル矯正(lingual:舌側の)」とも呼ばれることもあります。

装置が見える・見えないというところが一番大きな違いな違いですが、表側矯正であってもブラケットやワイヤーの色をホワイトにすることで目立ちにくくすることも可能です。

ワイヤー矯正治療期間は1〜3年ほどをかけて治療することが一般的であり、治療中は月1回程の通院が必要になります。

静岡市の静岡ひかり歯科・矯正歯科は、ワイヤー矯正からマウスピース矯正まで幅広い矯正治療に対応しております。

矯正認定医も在籍しておりますので、装置について迷われている方もお気軽にご相談ください。

表側矯正と舌側矯正の違いとは?

ワイヤーを使って歯を動かすという点では2つとも共通していますが、実際に治療を始めるとなるとさまざまな違いを感じることとなります。

事前にそれぞれの違いを知り、ご自身のライフスタイルや優先度によってご選択いただく必要があります。

表側矯正は次のような方に特におすすめです

1.治療費をできるだけ抑えたい方

症例にもよりますが、表側矯正はクリニックによっては非常にリーズナブルに治療を受けられる可能性があります。

一般的に、表側矯正が30〜100万円前後、舌側矯正が120〜200万円前後ですので、治療費を抑えたいという場合には表側矯正という選択になるかと思います。

2.お仕事や日常生活に影響が出ない場合

歯の表側に矯正装置を装着するため、どうしても人の目につきやすくなります。

また、楽器やスポーツをされる方の場合、例えばボールが顔にぶつかったときにはお口の中が切れたり、怪我をされる可能性があります。

ご自身のライフスタイルを振り返って、人目は特に気にならない、激しいスポーツをすることがないということでしたらご選択いただけるかと思います。

3.喋りやすさを優先される方

表側矯正は装置が会話の邪魔になりづらい矯正治療です。

対して舌側矯正は、装置が舌に当たることで喋りづらかったり発音に影響が出ることが考えられます。営業職など、話をされる機会が多い方の場合、喋りづらさを不便に感じることが増えるかと思いますので、そういったことも踏まえてご選択いただければと思います。

4.手入れが(比較的)しやすい

歯の表側に装置がついている分、目で見ながら汚れを取り除くことができます。

舌側矯正では小さな鏡を使うなどして歯の裏側を確認しながら手入れをする必要があります。

どちらも食後や日常的なお手入れは必須ですが、どちらかというと表側矯正の方がお手入れが容易であるといえます。

表側矯正のデメリットは?

1.装置が目立つこと

やはり歯の表面の装置が目立つことを気にされる方が多いかと思います。

できるだけ目立たないようにセラミックやプラスチックのブラケットを選択するという方法もありますが、完全に目立たなくなるわけではなく、また素材が変わると治療費用も変わりますので注意が必要です。

2.唇に閉じづらさを感じることがある

歯の表面に装置を固定しますので、口元が出る感じがあり、唇を閉じにくくなることが考えられます。

3.口の中をケガすることがある

装置がお口の中の粘膜に触れるため、擦れて傷ができたり、口内炎ができたりすることがあります。

裏側矯正は次のような方に特におすすめです。

人に気づかれずに矯正がしたいという方

装置を目立たせたくない方、周りの人に気づかれずに歯並びを治したい方の場合、舌側矯正を選択されることとになるかと思います。

目立ちにくい矯正治療には、舌側矯正以外にもマウスピース矯正(インビザライン)という治療方法もあります。

当院ではマウスピース矯正の豊富な治療実績がございますので、ぜひそちらもご覧いただければと思います。

(インビザラインのページへリンク)

舌側矯正のデメリットとは?

1.治療費が高額になる

舌側矯正は、表側矯正やマウスピース矯正など、他の治療方法に比べて費用が一番高額となります。

これは、ワイヤーの加工にかかる手間が表側矯正に比べて複雑であり、担当医の技術や経験が必要となるためです。

2.発音、滑舌に影響が出ることがある

矯正装置が舌に接するため、発音のしづらさや喋りにくさを感じることがあります。

3.手入れが(表側矯正に比べて)手間がかかる

装置が歯の裏側で見えにくいため、歯磨きや食べ残しの除去に手間がかかることが考えられます。


一般的な全体矯正の治療費
(例)
見た目 痛み 喋りやすさ お手入れ
表側矯正 約80~100万円 目立つ 歯を動かす痛み・器具が舌や粘膜にあたる痛みなどを感じる 比較的影響は少ない 金具に物が挟まったり絡まったりしやすいので丁寧な手入れが必要。
舌側矯正 約100~120万円 目立たない 喋りづらさを感じる 目で見て確認しづらいので、鏡などで確認してお手入れが必要。

舌側矯正とマウスピース矯正は何が違う?

舌側矯正もマウスピース矯正も「目立たない矯正がしたい」という方に人気の矯正治療です。

当院にご相談いただく患者様の中には「他院でマウスピース矯正では治らないと言われたため、舌側矯正を考えている」と来院される方もいらっしゃいますが、現在マウスピース矯正はワイヤー矯正と同様の症例に対応が可能になっています。

治療実績の多い当院へご相談下さい

実際に静岡ひかり歯科・矯正歯科では、抜歯を伴う症例、歯の移動量が多い症例の治療実績もございます。

マウスピース矯正を得意とする医院・そうでない医院もありますので、もしマウスピース矯正もご検討されるようでしたら、静岡ひかり歯科・矯正歯科へ一度ご相談いただければと思います。